2021年4月18日日曜日

Hi-vガンダムを組んでみる

久しぶりにモデラーに返り咲こうと思ったけど挫折したので、教訓として晒しておきます。

これは SDガンダムのHi-v というキットみたいです。私はファースト世代なので今時のアニメは分からんです。本来は白と青のカラーリングのようですが、それだと面白くも何ともないのでオリジナルの配色にしました。同世代の方には「リアルタイプ」といえば通じるかも。

手乗りガンダムの雛です。よくなついています。



久しぶりに真剣に作ったので、かなり時間が掛かったのと、たくさんの失敗をしました。どんな失敗があったのか書いておきます。

■失敗1
グレーの部分はサフ吹きのみで墨入れしようとして失敗。墨を拭き取る際に、サフのザラザラに引っかかって、汚れてしまいました。よって、墨入れは途中で諦めました。あまりにヒドい汚れについてはサフを吹き直しました。こんな面倒をするなら、ちゃんと全塗装したほうがよいです。

■失敗2
水性のクリアーを吹くときも、墨がにじんでしまいました。おかげでデカールを貼る気力が失せてしまいました。こんな失敗はしちゃいけません。クリアーを吹いてからスミ入れしたほうが良いです。

■失敗3
いざ組んでみると、一部のパーツの裏側が見えてしまう。てっきり組んだときに隠れる部分だと思い込んでいたので、サフ吹き・塗り直す羽目に。おまけにマスキングテープをはがす際に、指に塗料が付いてしまい、パーツを汚してしまうという、取り返しのつかないことをしてしまった。塗料が完全に乾くまで放置したほうが良いでしょう。

■失敗4
SDガンダムは肉抜き穴を自分で処理する必要があります。手のパーツの肉抜き穴をプラ板で塞いでサフを厚吹きしたので、ビームライフルやバズーカが持てなくなってしまった。
今から手の穴を広げると塗り直しになるので諦めた。
塗る前には手持ち武器のクリアランスを確認すべきです。

■やり残したこと
頭部バルカンは、くり抜いて金属パーツに交換したかったです。
デカールを貼って、トップコートを厚く吹いて鏡面仕上げにしたかったです。

■わかったこと
カラーリングは、面倒でもパソコンでイラストを描いて塗ってみるとよいです(パソコンだと何度でも塗り直しができるので)。
リアルタイプ塗装は大河原邦夫先生の劇場版ポスターが参考になりますが、そもそも別の機体なので背部のファンネルの塗り分けで悩むところ。ここはエールストライクガンダムの背中部分を参考にしています。
「付属のシールを貼るのはダサい」というのは思い込みです。塗装のあとで黒いシールを貼ると引き締まるし、目のツンアイ部分は目の部分だけカッターでくりぬいて(黒地を捨てて)貼るとよいです。